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みなさんとナース休憩室で雑談するような気持ちでつれづれに書いていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。(小林光恵)
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「イラスト:影山直美」
 原案『小林光恵』
ナースマンがゆく
テレビ放映12月11日終了!

小林光恵さんの
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第10回
 目覚まし代わり

                          @ → A

 ナースの春美さんは「家族の起こし方」について最近思うところがあったそうです。ちなみに、身体を起こすのほうではなく、目覚めるように声をかけたりするほうの起こし方です。
 春美さんの家族は、ご主人と中学一年の長男と小学六年の次男です。
「気がつけばね、三人とも、私を目覚まし代わりにしてるの。それも、それぞれが、偉そうに<明日は○時に起こして>って私に命令するわけ」
 ご主人は出張が多いため家を出る時間がまちまちで、長男は部活でサッカーをやっており試合や朝練などでやはり出る時間がいろいろだそう。次男は、何かの当番の日には少し早めに出るのだとか。そのため、毎朝、三人に頼まれたそれぞれの時間に起こさなければならないというのです。
「私だって病院の外来で常勤で仕事しているんだし、朝の食事の支度とお弁当もでしょ。私が毎朝毎朝、時間勝負できりきり舞いしているのをわかってて、それでも起こしてと頼む神経がわからない! それになかなか起きないのよ、これが。台所からみんなが寝ている二階に向かって毎朝、名前を叫んでたら喉が枯れちゃったわよ。それでね、相手がそうくるならっていう感じでこっちも容赦ない起こし方にしたの」
 頼まれたそれぞれの時間に、ご主人の耳元で大声で「起きろ!」と言って起こし、長男の掛け布団を一気にはがし、次男の両肩を持って揺り動かすのだそうです。
「でも、起こし方が過激になるにつれてさ、朝のムードがとても嫌なものになってきたのよ。みんな不機嫌でさ…。何時に帰るとか、お互いの連絡事項も伝えずに出かけちゃったりしてね。もっとやさしく起こしてやれば、嫌なムードにもならないのだろうけど、時間的にも気分的にも余裕ないし。一人に一個持ってる目覚まし時計を使ってくれればいいのに…って、なんだか情けなくなっちゃって、こないだは、朝の味噌汁作っているとき、急に泣けてきちゃってね」

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