NEWS 2018

医療 2018.01.17

たばことの因果関係が判明しているがん、脳卒中、心筋梗塞での医療費、1.5兆円に(厚生労働省研究班)

厚生労働省研究班は、2014年度までにたばこが原因で
100万人以上が、がんや脳卒中、心筋梗塞などの病気を発症し、
受動喫煙を合わせて1兆4900億円の医療費が必要になったとの推計を
2018年1月15日までにまとめました。
これは、国民医療費の3.7%を占めるといいます。
 
2005年度の推計と比べると、
喫煙率の減少に伴い1千億円余り減少しましたが、
受動喫煙に関しては、因果関係が判明している
心筋梗塞や脳卒中の患者を新たに対象に加えた結果、
医療費が倍以上の3千億超に膨らみました。
 
研究班は、たばことの因果関係が「十分にある」と分かっている
がん、脳卒中、心筋梗塞などの病気に着目し、
これらの病気に使われた40歳以上の人の医療費や、
たばこによる病気のなりやすさに関するデータをもとに試算。
その結果、喫煙で1兆1700億円、受動喫煙で3200億円の医療費が
発生したとみられることが判明しました。
喫煙者では、がんの医療費が多く7千億円を超えました。
 
研究班の五十嵐中(あたる)・東京大特任准教授は、
「脳卒中などの循環器系の病気は、
たばこの対策を取れば比較的早い効果が期待できる。
受動喫煙の防止策を早く進めるべきだ」とし、
たばこへの対策を推進しています。

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