NEWS 2017

医療 2017.12.20

電子タバコでは禁煙できない?「紙巻タバコの禁煙方法と有効性を調査」(国立がん研究センター)

2017年12月12日、国立がん研究センターのがん対策情報センターは、
禁煙の補助として電子タバコを使用した人は、
電子タバコを使用していない人に比べて
禁煙の成功率が約4割低いという調査結果を発表しました。
 
同センターは、過去5年間に禁煙に取り組んだ
20~69歳の男女798人を対象にインターネット調査を実施。
電子タバコを使用して禁煙に取り組んだ人は159人で、
そのうち成功したのは39人でした。
喫煙開始時期や婚姻状況などの影響を差し引いて計算すると、
電子タバコを使用した人の禁煙成功率は、
電子タバコ未使用者に比べ37%低い結果となりました。
 
一方、禁煙外来でニコチンを含まない治療薬の処方を受けた人の
禁煙成功率は受けていない人より86%も高いという結果に。
また、結婚や離婚なども禁煙の成功に影響を及ぼすようで、
既婚者は未婚者と比べ、40%禁煙成功率が高かった。
 
このような結果を受け、同センターでは
電子タバコが喫煙の全体的な減少に大きな貢献をする可能性は低く、
禁煙の手段として推奨または促進すべきではないと考えられる、
としています。

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