NEWS 2017

医療 2017.05.30

「食事パターンと死亡リスクとの関連」、野菜や果物などの「健康型」食事パターンが循環器疾患での死亡リスクを約3割下げる(国立がん研究センター)

国立がん研究センターは2017年5月24日、
多目的コホート(JPHC)の「食事パターンと死亡リスクとの関連」についての
研究結果を発表しました。
研究は、40~69歳の男女約8万人を約14.8年追跡した調査結果に基づき、
食事パターンと死亡リスクとの関連を調べました。
 
研究では、
134項目の食品・飲料の摂取量により以下の3つのパターンに分類しました。
 
【食事パターン】
「健康型」-野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海藻類、脂の多い魚、緑茶など
「欧米型」-肉類・加工肉、パン、果物ジュース、コーヒー、ソフトドリンク、マヨネーズ、
乳製品など
「伝統型」-ご飯、みそ汁、漬け物、魚介類、果物など
 
研究の結果によると、
「健康型」食事パターンのスコアが高い人は低い人に比べ、
全死亡のリスクが約2割、循環器疾患死亡のリスクが約3割低下していました。
 
「欧米型」食事パターンにおいても、そのスコアが高いほど
全死亡、がん死亡、循環器疾患死亡のリスクが低下する傾向がありました。
また、「伝統型」食事パターンにおいては、死亡リスクとの関連はみられませんでした。
 
研究結果の特色は、
「欧米型」食事パターンにおいても死亡リスクの低下がみられたことです。
日本人にとっては肉類の摂取や「欧米型」食事パターンに
関連した食品(コーヒーや乳製品など)の好ましい効果、
あるいは塩分摂取が少ないことなどの理由から、
全死亡および循環器疾患死亡のリスクの低下に関連していた可能性が考えられます。

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